2025.08.18

新生活をもっと快適に!入居前掃除の必須ポイント

新しいお部屋での新生活は、ワクワクするものですよね!しかし、その前に一つ、とても大切な準備があるのをご存知でしょうか?それが「入居前掃除」です。前の住人が使っていた空間、あるいは新築であっても、目には見えない汚れやホコリが潜んでいることがあります。

入居前の掃除って何をすればいいんでしょう…

掃除や今後のための予防など色々やっておけば安心なことがあります!
一つずつチェックしていきましょう♪

この記事では、新生活を気持ちよくスタートさせるために不可欠な入居前掃除のメリットから、準備すべきアイテム、そして具体的な掃除箇所や効率的なノウハウまで、必須ポイントとして徹底解説します。ぜひ参考にして、最高の新生活を迎えましょう!

01

新生活をもっと快適に!入居前掃除の必要性

「どうせ自分で住むんだから、後からでもいいかな?」と思うかもしれません。しかし、入居前掃除には多くのメリットがあり、しないことによるリスクも潜んでいます。

入居前掃除のメリットとは?

入居前掃除は、単に部屋をきれいにするだけではありません。

  • 気持ちの良いスタート: 真っさらな空間で新生活を始められるのは、何よりも気持ちがいいものです。
  • 健康被害の予防: アレルギーの原因となるホコリやカビ、ダニなどを除去できます。
  • 初期トラブルの防止: 入居前に水漏れや設備の不具合を発見できれば、早めに対処できます。
  • 退去時の負担軽減: 汚れが蓄積する前に初期状態を知っておくことで、退去時の原状回復トラブルを避けやすくなります。
  • 家具配置の確認: 荷物が何もない状態で部屋全体を確認できるため、家具の配置をじっくり考える時間が持てます。

新居に潜む汚れの実態

賃貸物件の場合、前の入居者が退去した後にハウスクリーニングが入ることがほとんどですが、プロの清掃後でも見落とされがちな汚れは存在します。例えば、キッチンの換気扇の奥、浴室の換気口、エアコンのフィルター、窓サッシの溝、収納の隅など、普段目につきにくい場所にはホコリやカビ、水垢などが残っている可能性があります。新築物件でも、工事中の粉塵やホコリがたまっていることも少なくありません。

掃除しないリスク—家族の健康への影響

目に見えない汚れを放置すると、以下のようなリスクに繋がる可能性があります。

  • アレルギー症状の悪化: ホコリ、ダニ、カビは、アトピーや喘息などのアレルギー症状を引き起こしたり悪化させたりする原因になります。
  • シックハウス症候群: 新築物件の場合、建材に含まれる化学物質が原因で頭痛やめまいなどの症状を引き起こすことがあります。換気をしっかり行うことが重要です。
  • 害虫の発生: 前の住人が残した食べかすやフケなどが、ゴキブリやダニなどの害虫を引き寄せる原因になることがあります。

こう見ると怖いものだらけですね!
きちんと掃除しないと!!

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事前に準備する掃除グッズ

入居前掃除を効率的に行うためには、適切な掃除グッズを揃えることが重要です。

100均で揃える入居前掃除グッズ

高価な道具を揃える必要はありません。以下のアイテムは100円ショップでも手軽に揃えられます。

  • マイクロファイバークロス: 拭き掃除に最適。
  • 激落ちくんなどのメラミンスポンジ: 水垢や頑固な汚れに効果的。
  • 使い捨てゴム手袋: 水回りや汚れがひどい場所で手を保護。
  • 重曹・クエン酸: 環境に優しく、様々な汚れに対応できる万能アイテム。
  • 使い古しの歯ブラシ・割り箸: 細かい隙間の掃除に便利。
  • コロコロ(粘着ローラー): 床や壁のホコリ、髪の毛対策。
  • マスク: ホコリやカビの吸入を防ぐ。
  • 軍手: 養生や細かい作業に。

100円ショップでそろうものだけでも沢山あります!
便利グッズなどもあるので要チェックです

効果的な道具の選び方

  • 用途に合わせる: 浴室用洗剤、キッチン用洗剤など、場所に応じた専用洗剤を用意すると効果的です。
  • 安全性: 特に小さなお子さんやペットがいる場合は、肌に優しい成分のものや、換気をしっかり行える環境を選びましょう。
  • 使い捨て: 汚れたらすぐに捨てられる使い捨てタイプのクロスやシートは、衛生的で便利です。

おすすめの掃除アイテムリスト

アイテム名主な用途
掃除機床のホコリ、ゴミの除去
フローリングワイパー広い床面の拭き掃除、ホコリ取り
バケツ洗剤の希釈、雑巾を浸す
中性洗剤(食器用洗剤)キッチン周りの油汚れ、汎用性が高い
浴室用洗剤浴室の石鹸カス、水垢、カビ
ゴム手袋手荒れ防止、衛生対策
メラミンスポンジシンクや洗面台の頑固な水垢、黒ずみ
重曹油汚れ、焦げ付き、消臭
クエン酸水垢、石鹸カス、尿石
アルコールスプレー除菌、ウイルス対策
ブラシ(柄付き)浴室の床や壁、トイレの便器
使い古しの歯ブラシ蛇口の隙間、サッシの溝など細かい部分
マイクロファイバークロス窓、鏡、家具の拭き上げ、水拭き、乾拭き兼用
新聞紙窓拭きの仕上げ、緩衝材にも
マスキングテープ傷つけたくない場所の保護、簡単な補修
バルサンなどのくん煙剤害虫対策(入居前のみ使用可能)
脚立または踏み台高い場所の掃除、エアコンフィルターなど

リストがあると買い物の時にも便利ですね!

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入居前に注力すべき掃除箇所

荷物がない入居前だからこそ、徹底的に掃除できる場所があります。

水回りの徹底チェック—浴室とキッチンの清掃

水回りは、カビや水垢が溜まりやすく、特に重点的に掃除したい箇所です。

浴室
  • 換気扇のカバーを外し、内部のホコリを掃除機で吸い取る。
  • 床、壁、天井の石鹸カスやカビを浴室用洗剤とブラシで擦り洗い。
  • 排水溝のヌメリや髪の毛を除去し、パイプクリーナーを流す。
  • 鏡の水垢は、クエン酸パックやメラミンスポンジで磨く。
キッチン
  • シンク、蛇口の水垢をクエン酸で除去。
  • コンロ周りの油汚れは、重曹ペーストを塗ってしばらく置き、拭き取る。
  • 換気扇フィルターを外し、中性洗剤でつけ置き洗い。
  • 収納棚の内部を拭き、食品のカスやホコリを除去。
  • 冷蔵庫を設置するスペースの壁や床も拭き掃除。

壁紙と窓サッシの手入れ—汚れの原因を抑える

意外と見落としがちなのが壁や窓です。

  • 壁紙: ホコリをハンディモップや掃除機で吸い取り、汚れがあれば薄めた中性洗剤を染み込ませた布で優しく拭く。
  • 窓サッシ: 溝に溜まった砂やホコリを掃除機で吸い取り、固く絞った濡れ雑巾や使い古しの歯ブラシで丁寧に拭き取る。カビがあればアルコールで拭く。
  • 窓ガラス: ガラスクリーナーを吹きかけ、マイクロファイバークロスや新聞紙で拭き上げる。

壁紙なんて掃除することなかなかないですね。
このタイミングでやっておこう!

家具と家電のお手入れ—隙間の掃除法

備え付けの収納や、これから設置する家具・家電の裏側も入念に。

  • 収納棚・クローゼット: 内部のホコリを拭き取り、湿気対策に除湿剤を置く。カビ防止のためアルコールで拭いてからしっかり乾燥させる。
  • 照明器具: カバーを外し、内部のホコリを拭き取る。
  • コンセント・スイッチ周り: 拭き掃除で手垢やホコリを取り除く。
  • 冷蔵庫や洗濯機を置くスペース: 壁や床の裏側はホコリやカビ、黒ずみが溜まりやすいので、設置前にしっかり掃除しておきましょう。

エアコンフィルターの掃除—カビやニオイ対策

エアコンは、カビやハウスダストの温床になりがちです。

  • フィルターを外し、掃除機でホコリを吸い取る。
  • 汚れがひどい場合は、浴室などで水洗いし、しっかりと乾燥させる。
  • 可能であれば、フィルター奥のフィンもエアコン洗浄スプレーなどで簡易清掃を行う。
  • 入居前に一度、試運転をして異臭がしないか確認しましょう。

エアコンフィルターは後回しにしがちですが、家具を入れる前にしておく方が楽ですよ♪

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賃貸物件ならではの掃除方法

賃貸物件特有の注意点や、便利なアイテムの使い方をご紹介します。

ハウスクリーニングの必要性と選び方

多くの賃貸物件では、退去時にハウスクリーニング費用を請求されることがありますが、入居時にもプロの清掃が入っているケースがほとんどです。しかし、それでも気になる場合は、入居前に再度プロに依頼するのも一つの手です。

  • 依頼するかの判断: 清掃状況をしっかり確認し、自分では難しいと感じる箇所が多い場合に検討しましょう。
  • 業者の選び方: 口コミや実績、料金体系を比較し、明確な見積もりを出してくれる信頼できる業者を選びましょう。

バルサン、マスキングテープの効果と使い方

  • バルサンなどのくん煙剤: 入居前に害虫対策として使用するのは非常に有効です。荷物を入れる前に行い、使用後は十分な換気を忘れずに行いましょう。
  • マスキングテープ: 引っ越し後の傷防止だけでなく、入居前に賃貸物件の気になるところに貼っておくことで、退去時の原状回復トラブルを未然に防ぐことができます。例えば、壁の画鋲跡になりそうな場所に貼る、水回りやガスコンロ周りの隙間に貼って汚れの侵入を防ぐ、などです。

退去時の原状回復を見据えた掃除法

入居前掃除の段階から、退去時のことを意識しておくことが大切です。

  • 入居時の状態を記録する: 入居前に、部屋全体の写真や動画を撮っておきましょう。特に傷や汚れがある場所は拡大して記録しておくと、退去時の原状回復費用のトラブルを避ける証拠になります。
  • 過度な清掃は避ける: 壁紙の拭きすぎや、強力な洗剤の使用は、かえって素材を傷める可能性があるので注意しましょう。

退去時のためにも記録は大切ですね!

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入居前掃除の実践的ノウハウ

効率よく、スムーズに掃除を進めるためのコツです。

時間配分とタイミングの計画

  • 入居日より数日前に設定: 荷物が一切ない状態で掃除ができるよう、鍵を受け取ってから引っ越し荷物を運び込むまでの間に日程を組みましょう。
  • 半日~1日を確保: 荷物の量や部屋の広さにもよりますが、徹底的に行うならまとまった時間が必要です。
  • 優先順位を決める: 水回り、エアコン、壁など、汚れが気になる場所から優先的に取り組むと効率的です。

効率的に行う掃除のコツ

  • 上から下へ: 天井、照明、壁、窓、床の順に、上から下に掃除を進めることで、ホコリが落ちても再度汚れる心配がありません。
  • 奥から手前へ: 部屋の奥から手前へと掃除することで、動線を確保しやすくなります。
  • 水回りは最後に: 浴室やキッチンは水を使うため、最後にまとめて行うと良いでしょう。
  • 換気をしながら: 掃除中は窓を開けるなどして、常に換気を心がけましょう。

事前準備でスムーズな引越しを実現する方法

  • 掃除道具をまとめておく: 掃除道具は、すぐに取り出せるように一箇所にまとめておきましょう。
  • 動きやすい服装で: 汚れてもいい動きやすい服装で作業しましょう。
  • 休憩を挟む: 無理のない範囲で、こまめに休憩を取りましょう。

荷ほどきもあるので掃除だけで疲れすぎないように気を付けましょう

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掃除前後の確認ポイント

掃除の成果を確認し、安心して新生活を迎えるための最終チェックです。

掃除後のチェックリスト作成

以下の項目を参考に、自分だけのチェックリストを作成し、一つずつ確認していきましょう。

  • 全ての部屋の床はきれいに掃かれているか、拭かれているか?
  • 水回りのカビや水垢は除去されたか?
  • エアコンフィルターはきれいになったか?
  • 窓ガラス、窓サッシは拭かれているか?
  • 収納棚やクローゼットの内部は拭かれているか?
  • コンセントやスイッチ周りはきれいか?
  • 異臭がしないか?
  • 傷や破損箇所がないか?

入居前の最終チェック方法—欠陥や気になる点の精査

掃除が終わったら、最終的な確認を行います。

  • 電気・ガス・水道の確認: 契約後であれば、全て正常に稼働するか確認しましょう。ガスは開栓に立ち合いが必要な場合があります。
  • 水漏れチェック: シンクの下や洗面台の下、トイレの配管など、水漏れがないか確認しましょう。
  • 網戸の破れ、建具の立て付け: 入居前に発見すれば、大家さんや管理会社に修繕を依頼できる場合があります。
  • 換気扇の動作: 正常に動くか確認しましょう。
  • コンセントの通電: 全てのコンセントが使えるか確認。
  • 備え付け設備の動作確認: 給湯器、照明、インターホンなど、全て正常に作動するかチェックしましょう。

きちんと確認しておくことで、不備があっても対処できますね。

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トラブルを未然に防ぐための対策

入居後も快適に過ごすための予防策です。

カビや害虫への対策—清掃と予防の重要性

  • カビ対策: 湿気がこもりやすい場所(浴室、北側の壁、クローゼットなど)は、こまめな換気を心がけ、除湿剤を活用しましょう。結露対策も重要です。
  • 害虫対策: 排水溝ネットを活用する、生ゴミは密閉してすぐに捨てる、玄関や窓の隙間を塞ぐなどの対策で、侵入を防ぎましょう。

これはきちんと対策しておかないとです!!

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新生活を始めるための心構え

入居前掃除は、新生活を始める上での大切な儀式でもあります。

掃除に対する意識を変える—きれいな状態を維持する方法

一度きれいにしたお部屋を、常に快適な状態に保つための意識改革をしましょう。

  • 「汚れる前に掃除する」: こまめな拭き掃除や片付けが、大がかりな掃除の手間を省きます。
  • 「ついで掃除」: 歯磨き中に洗面台を拭く、料理中にシンクを拭くなど、何かをするついでに掃除をする習慣をつけましょう。

新居を大切にするための習慣

  • 換気を心がける: 湿気やカビを防ぐために、毎日窓を開けて空気を入れ替えましょう。
  • 水気を拭き取る: 浴室やキッチン使用後は、水気を拭き取るだけでカビや水垢の発生を抑えられます。
  • 整理整頓: 物を出しっぱなしにせず、使ったら元の場所に戻す習慣をつけましょう。

色々なことに少しの気遣いで自分も気持ちよく過ごせますね!

安心して新生活を始めるために—整理整頓の重要性

部屋が整頓されていると、心も落ち着き、快適に過ごせます。入居前掃除で一度リセットした状態を維持できるよう、物の定位置を決める、不要なものはため込まない、といった整理整頓の習慣を身につけることが、新生活をより豊かにする秘訣です。

新生活は、人生の新しい章の始まりです。入居前掃除を徹底することで、心身ともに健やかに、そして気持ちよく新生活をスタートできるはずです。

ぜひこの記事を参考に、あなたの理想の暮らしを実現してくださいね!